画素数と解像度から見る『a7SⅢ』

こんにちは!

前日、前々日と画素数や解像度についての記事を執筆してきましたが、それというのも実は今日のこの記事のための準備でもありました。

今日の記事ではSONYから先日 発売された新型ミラーレス一眼、『 a7SⅢ 』の画素数の少なさはどうなのだろうか、という疑問を解決していきたいと思います。

→ LIBERAL PHOTOの過去記事

  カメラと写真の基礎知識『 画素数について 』

  カメラと写真の基礎知識『 解像度と画素数の関係性』

こちらの二つの記事を読んで頂いてから今日の記事を読み進めて頂くと、話の理解がより深まると思います。よろしければぜひ( ^^)

『 α7SⅢ 』の画素数は驚きの1210万画素!

では、さっそく始めていきましょう。

最近、ミラーレス界隈で騒がれている噂のミラーレス一眼カメラ、『 α7SⅢ 』、実はこのカメラ、40万円台もする高級機でありながら搭載している画素数は1210万画素しかありません。SONYから過去に発売されているモデルの中で「 α7RVI 」という機種があるのですがそちらの機種は、最高峰の画素数を誇る、6100万画素を搭載しています。

過去に6100万画素を搭載しているモデルを販売しているにも関わらず、なぜ今回の新型機は1210万画素だったのか。今回はその部分を解析してみたいと思います。

1210万画素の使用用途は?

1210万画素はおおよそiフォンなどのスマホに搭載されているカメラと似たレベルの画素数となるようです。一見、かなり少ない画素数であると感じますが、実はそうではありません。

「ポスターなどの大きな印刷物への出力をする場合」

「パソコンモニター上での写真を部分拡大してレタッチなどの処理を行う場合」、

この2つの使用用途を除けば1210万という画素数は決して少ない数字ではなく、むしろ、オーバースペックと言えるほどの数値と言えるようです。

上記二つの用途を除く場合とはどんな用途になるか考えてみましょう。

  1. 写真を撮影してウェブサイトやSNSへの投稿
  2. 動画を収録して動画投稿サイトへの投稿
  3. 1210万画素(1210万ピクセル)を下回る解像度での印刷

除外する二つの用途を除けば、上記の三つほどでしょうか。三つの用途のうち1と2はインターネット上での閲覧がメインになることに注目してください。

インターネットでの閲覧ということは、液晶モニターを介しての閲覧ということになります。いくつか、液晶の解像度を見てみましょう。

  • 4Kテレビ 約800万画素
  • Mac Book Pro 16インチ 約220万画素 
  • iPad Pro 約260万画素

実際にはカメラの撮影サイズ、3:2 → モニターでの表示サイズ 16:9へのサイズ変換も必要となるため

  • 4Kテレビ 約980万画素
  • Mac Book Pro 16インチ 約250万画素 
  • iPad Pro 約250万画素

が必要になります。

次に用紙への印刷に必要な画素数。(カメラのキタムラ公式サイトより抜粋)

  • L版印刷 150万画素以上
  • A4印刷 800万画素以上
  • A3印刷 1400万画素以上

いかがでしょうか。上記の六つの使用用途ではA3印刷以外は『 α7SⅢ 』の画素数、1210万画素を超えているものはないことがわかります。A3サイズ以上の引き延ばし印刷、画面上で写真を拡大してのレタッチ以外にはほとんどの場合、1210万画素を使い切ることはできないと言えるでしょう。

画素数がすくないことで色の描写力が上がる

カメラの画素数が少ないと色の描写力が上がる、といったメリットがあります。

『 α7SⅢ 』は35ミリ フルサイズセンサーが搭載されています。画素数が少なくなることでセンサー内の1画素 ひとつひとつの個体が大きくなるため、光の受光面積が大きくなります。大きな面積で光を受光することで色の階調の段階が増える結果となります。

言い換えると多すぎる画素数は色の階調の段階を落とすことになります。

暗所性能に差が出る

1画素あたりの光の受光部が大きくなることで受けられる恩恵は暗所性能にも表れます。『 α7SⅢ 』のSはSensitivity(感度)の意味をもっており、それは高感度カメラであることを意味しています。

ISO感度を上げることで写真は明るく写すことができますが感度を上げすぎるとノイズが発生します。あちこちのレビューを確認すると『 α7SⅢ 』はISO感度を比較的 高く設定してもノイズが発生しづらいようではありますが、そもそもが1画素当たりの面積が大きいことを考えると暗いところでの撮影に強い、と言えるでしょう。

まとめ

解像度や画素数から見る『 α7SⅢ 』の考察でしたがいかがでしたでしょうか。パソコンディスプレイの画面解像度と用紙印刷での解像度の比較するための情報の整理が難しく、今回はとても苦労しました。

書いている途中に疑問がわき、確認作業をしているとまた疑問が重なり混乱してくる、といったことの繰り返しのような学びでした。もし、解釈や表現がおかしい、間違っているところがあればバシバシとご指摘願います(;^_^A

とはいえ、『 α7SⅢ 』が画素数を犠牲にしてターゲットにしているところはWEB上での写真と動画に特化していることが分かって頂けたかと思います。Youtube界隈での盛り上がりの理由がそこにありました。

この機種のすごいところはまだまだあります。もっと考察を深めていい記事が書けそうならまた書いてみようと思っています。(できるならば購入レビューをしたいですが、なかなか購入に至る覚悟ができません(;^_^A EOS R6あたりも気になっていたりで。)

まとまりの悪い記事になってしまったのは私のブロガーとしての腕の悪さもあり申し訳ありません。もっと画像などを交えながらの解説ができるようにこれからも精進したいと思います。

どうぞこれからも暖かく見守ってください。

本日もありがとございました!

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