こんにちは!
今日は2020年10月16日です。
だんだんと秋の深まりを感じる時節になってきましたね。写真を撮るようになってから、季節の移り変わりを写真に撮れると思うと日本に生まれた喜びを感じたり、なんてガラにもないことを考えたりしています。
赤く染まる紅葉を撮影できる日が楽しみです。
私の場合、写真の撮影をして、撮影した写真のデータはパソコンのHDDに保存し、大事な写真はCD-Rへと焼くなどしてデータの消失を防止していました。そして、今日のテーマは新しいデータの保存方法のご提案です。
もうご存知の方も多い知識とは思いますがもう一度、その特性について、復讐してみてはいかがでしょうか。
では、今日のテーマ 『 SSD(ソリッドステートドライブ) 』の考察になります!
驚異の最速記憶デバイス 『SSD』
SSDとは ソリッド ステート ドライブ の単語の頭文字をとって短縮してSSDという名前がついています。現在ではHDD(ハードディスクドライブ)と並んで大容量記憶デバイスとして、その地位を高めています。
HDDはプラッターと呼ばれる円盤に磁気を利用してデータの書き込みを行います。読み込み時には磁気ヘッダがプラッターの上を移動してヘッダが読み取りを行います。対してSSDとは、
半導体メモリに電子をためることでデータを記憶しています。フラッシュメモリと呼ばれる、USBメモリなどと同じ技術を基盤にして作られています。
このSDDですがHDDよりも優れている部分が数多くあり、ポイントを絞ってそのメリットをご紹介します。
その1 読み込み速度、書き込み速度、ともにHDDよりも圧倒的に早い。
HDDの読み書き速度はおおよそ 130MB/秒。
対してSDDは読み込み速度が 400~500MB/秒。
書き込み速度が 300~500MB/秒。
機種によってはもっと速度の出るものもありますが汎用的なSSDではこのような速度となっています。
HDDと比べてSDDが数倍の転送速度が実現していることは数字からも明らかです。
その2 軽量化、耐久性の向上が実現
HDDは言わずもがなその大きさからや耐久性から、カバンに持ち歩くことはリスクが伴います。そこでSSDの出番です。文字通りの小型軽量化によってその質量は小型の[HDDが 130g] 対して、サンディスクの [Extreme ポータブルSSD 42g] 圧倒的な軽さがお分かりと思います。
そして耐久性、SSDは2mの高さからの対落下性能を持っているものもあり、さらにはフラッシュメモリを堅牢なケース内に収納することで防水防滴性能までも有しているものがあります。
その3 駆動音がない
USBメモリを使用したことがあればお分かりと思いますが、フラッシュメモリは書き込み時、読み込み時、ともに駆動音がありません。
SSDに慣れてしまうとHDDは磁気ディスク(プラッター)の回転音や磁気ヘッダの駆動する音が思っている以上に気になってきます。
その4 寿命が長い
SSDの寿命はおよそ[36TB]の読み書きで寿命を」終えるのが基準とされているようです。そしてもう一つの基準が[毎日20GB]の読み書きで5年。
この上記の二つの基準はHDDの2倍以上の寿命と言われています。
実際、毎日20GBの読み書きを行うことは、ほぼ無いと思って等しいですし、36TBの読み書きという基準から、実際の寿命は十年以上、とも言われています。
その5 近年、大容量モデルの価格が下がってきて
いる
SSDの価格はおよそHDDの2倍ほど。しかしその寿命もHDDの2倍かそれ以上。
2020年10月現在、サンディスクの [Extreme ポータブルSSD]は価格が、
- 500GBで 約1万円
- 1TBで 約1.7万円
- 2TBで 約3.5万円
HDDと比較して高価であることが唯一のデメリットと言えますが、持ち運べる持ち歩ける頑丈なフラッシュメモリと考えたら充分なコスパを備えています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
アウトドアをアクティブに動き回る写真家にとって、写真データを守ることは命を守ることに等しいほどに重要なポイントになると考えます。顧客を持って活動してる方ならばその重要性は格段に増します。
現在、続々と発売されている新機種には、SDカードのデュアルスロットが搭載されているものが多いのですが、そのデュアルスロットの用途として、2枚のメモリーカードに保存することで撮影しながらすでにデータのバックアップができている、と考えるようです。
そこでさらに、追加のバックアップとしてポータブルSSDを導入することでデータはさらに堅牢に保護できます。
バックアップとしての性能はもちろん、小型で軽量、高耐久性、長寿命、価格は高め(ポータブルSSDを持ち歩く優越感を味わいましょう。)、以上のことから導入しない選択肢はもうないと考えます。
今日も最後までご覧いただきありがとうございました!
これからも皆様にお役に立てる情報をお送りできるように記事を作成していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
ありがとうございました!
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