カメラと写真の基礎知識『焦点距離』

こんにちは!

今日もカメラの基礎知識を学んでいきましょう。

今日のテーマは『焦点距離』についての知識です。

焦点距離、というと中学校の理科の授業で凸レンズを通してみる像について学んだことを覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。ちなみに、私はさっぱり覚えていませんでした(笑)

要約すると、凸レンズを通して物体を見ると物体が大きく見えたり、上下左右が逆に見えたりするといった内容の勉強です。理科の授業についての詳しくはネット検索をお願いします(笑)

さて、では今日の本題、『焦点距離』について始めていきたいと思います。

焦点距離の基本

焦点距離について、デジタル一眼カメラの場合になぞらえて解説を行っていきたいと思います。

まず、デジタル一眼カメラには光の情報を記録して、記録した光の情報を変換することで写真を作り出すことができるイメージセンサーというものが搭載されています。

そして、デジタル一眼カメラといえば交換式のレンズが数多く発売されています。このレンズ群にはすべて、焦点距離が明記されています。

焦点距離

デジタル一眼カメラの場合の焦点距離とは、イメージセンサーと、レンズとの距離のことを指しています。

焦点距離は35mm~70mmを標準の距離と設定されています。最も人の目に近い50mmの焦点距離が多くの場合、標準として紹介されています。

イメージセンサーとレンズの距離が短くなると広角レンズ(焦点距離24mm。20mm以下は超広角)と呼ばれ、焦点距離が長くなると望遠レンズ(焦点距離70mm~)と分類されます。

焦点距離と画角

焦点距離が変わると写真に撮影できる縦と横の範囲が変わってきます。

この撮影できる範囲のことを『画角』と言います。

焦点距離が短い場合には画角は広くなり、広範囲を撮影できます。対して、焦点距離が長くなると画角は狭まり撮影範囲が絞られます。

被写体との距離が同じ場合、焦点距離が短い方が背景まで大きく写し出すことができ、焦点距離が長い方が背景の部分が少なくなり、被写体をクローズアップして撮ることができます。1倍ズームよりも10倍ズームの方が被写体にクローズアップして背景の部分が少なくなると考えてください。

また、使用しているカメラのセンサーサイズによっても画角は異なりますのでご注意ください。画角をテーマとした話題となるときには基本的に「35mmフルサイズ」での画角が語られます。APS-Cサイズやマイクロフォーサーズではフルサイズに比べて画角が狭くなるため、比較などをする際には注意が必要です。

参考までに。APS-C、マイクロフォーサーズの画角をフルサイズに換算する場合、下記の掛け算にて計算できます。

  • APS-C       :焦点距離×1.5倍=フルサイズの焦点距離と同じ画角
    •  例)APS-C 20mm×1.5=30mm(フルサイズ換算)
  • キヤノンAPS-C   :焦点距離×1.6倍=フルサイズの焦点距離と同じ画角
    •  例)APS-C(キヤノン)19mm×1.6=30mm(フルサイズ換算)
  • マイクロフォーサーズ:焦点距離×2.0倍=フルサイズの焦点距離と同じ画角
    •  例)マイクロフォーサーズ15mm×2.0=30mm(フルサイズ換算)

それぞれの焦点距離の特徴

焦点距離は使用するレンズによって変化することがお分かりと思います。

では、広角レンズ、望遠レンズ、焦点距離の違いで生じる違いを簡単にいくつか比較してみたいと思います。

広角レンズの特徴。

  • 人の目よりも広い視野角での撮影が可能。
  • 画質の面で望遠レンズよりも有利。美しく撮れる。
  • 遠近感が協調される撮影が可能。前後の被写体の距離感を感じられる。
  • 被写界深度が深く、ボケ味のないパンフォーカス撮影が可能。(ピントが合いやすく、広い範囲にピントが合う。)
  • 魚眼レンズなどの利用により、新しい表現が可能。
  • 歪みが発生する。数種のレンズを組み合わせている特性上、カメラの傾きなどによって、写真が歪曲、湾曲する。写真の表現によって、メリットともデメリットとも捉えられます。
  • コンパクトなモデルが多い。

望遠レンズの特徴

  • ズーム範囲が広いため一本で様々な撮影シーンに対応可。
  • ボケ味を味わえる。ボケ味は望遠レンズの方が表現しやすくなります。これは望遠レンズの方が被写界深度が浅いためと言えます。焦点距離が長い方が被写界深度が浅くなり、ボケ味を表現しやすくなります。
  • 広角レンズに比べてF値が大きい。絞り値が大きいと写真が暗くなります。
  • 望遠するほど手ブレを起こしやすい。
  • 被写体と背景との距離感が失われる「圧縮効果」が起こる。これも表現によって、メリットともデメリットともなり得る要素ではあります。
  • 望遠するほど画質の低下を招く。
  • 望遠ズーム率によって大きく、重くなる。

レンズによって写真の表現はまったく変わりますが、それはすなわち「焦点距離の違いによって生じる表現の違い」と言い換えることもできそうですね。(レンズには安価なものから高級なフラッグシップモデルまで様々あるので焦点距離のみで画質が決まるわけではないのでご注意ください。)

上記でボケ味に触れた部分がありましたがボケ味はセンサーサイズでも変わります。いろいろなセンサーサイズのカメラを試してみるのも面白いですね。

まとめ

『焦点距離』とは、カメラに搭載されているイメージセンサーとレンズとの距離によって決まります。

焦点距離はレンズによって左右され、その距離はレンズの正面部分の表記で確認できます。

ダイナミックな画角の撮影やボケ味などの表現に大きく関わる大事な要素となるのでしっかり理解してフォトライフをより充実したものに昇華させましょう!(^^)!

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

明日もどうぞお楽しみに!ではまた(^^)

↑ おすすめ!ワンタッチでストラップの取り外しができるようになるので、休憩中にストラップをひっかけてテーブルからカメラが落下する、などのリスク管理ができるようになります。これはほんと取り外しが楽です!(^^)!

広告

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA