カメラの基礎知識 『シャッター速度』

こんにちは!

今日もカメラや写真の基礎知識を一緒に学んでいきましょう。今回も例のごとくできるだけ簡潔に分かりやすくをモットーにお話を進めて行きたいと思いますのでどうか最後までお付き合いをよろしくお願い致します。

動きを切り取る手法

シャッター速度についてのお話を始めていきます。まず、昨今のデジタルカメラは映像素子(またはセンサー)と呼ばれる部分に光を投影させることで写真として映像を記録することになります。

この光を投影させている時間を決定することをシャッター速度を設定する、ということになります。シャッターの開いている時間を長くしたり、短くすることで光の取り入れる時間を調節し、暗い場面での弱い光を強く表現できたり、光の動きを線として表現できます。よく見る夜空に光る星空の星を線のように写している写真は、数時間シャッターを開放した状態で撮影した手法です。他にも、走っている人物の腕や足の振りの動きに流れるような躍動感を写しだすこともできます。

シャッター速度は1秒、1/2秒、1/4秒、・・・・・1/250秒、1/500秒といった具合に表現されます。1秒ならばシャッターを一秒、開放しての撮影になります。1秒間、シャッターを開放しての撮影は三脚などにカメラを固定するなどして撮影を行わなければ、かなりの手ブレが写真に写ってしまうと思われます。プロのカメラマンが最新の高級機を使用しても一秒間の手持ち撮影は難易度が高くなるようです。

撮影手法としてのブレ

シャッター速度を遅くしての撮影が使用される場面は多くの場合、夜景やイルミネーションなどの光の表現に使われます。その場合、三脚などを使用し手ブレが起きて写真に残像が起こらないようにするのが一般的です。

写真における手ブレはほとんどの場合で失敗作と評価されがちです。ですが考えてみてください。これまでのカメラや写真の歴史はそれは長く、美しく素晴らしい写真というものは世の中に溢れかえっています。そして、その美しく素晴らしい写真を撮影するのは他でもない、百戦錬磨のプロカメラマンです。これから写真の世界に飛び込もうと考える私たちのような人間にとってそれはとてつもない脅威です。ただ単に美しい写真では頭一つ飛び抜けるのは難しく感じます。

そこで考えます。ただ単に美しい写真を撮るのではなく、オリジナリティのある美しい写真を撮る必要があるのではないか、と。そういった個性を求める表現にはルールはありません。シャッター速度、F値、ISO感度の3つの要素を適正に設定した『適正露出』での撮影はカメラ性能が高まっている現代においては当たり前の撮影手法と言えます。ただ美しいだけの写真は、高性能なカメラ自身がそれ自体で生み出してくれるともいえます。

常に適正露出での撮影を繰り返すのではなく、あえてシャッター速度を落として手ブレ撮影を行ってみるとまた新しい写真の表現が生まれます。この表現を追求し始めるとそれは適正露出にはない無限の可能性が生まれます。シャッター速度の設定は一段階や二段階ではなく数十段階に及びます。その一段階、シャッター速度を変更して撮影することで一瞬を切り取る写真の表現に緊張感を与えることもできます。写真の上達にも確実につながることでしょう。その一瞬をどんな表現で切り取るか、一瞬の判断により、天国にも地獄にもなり得ます。

ここに写真の経験値が現れるのではないかと私は考えます。多くのプロカメラマンの写真作品を見ていく中で感じることは、写真を見る人間を感動させる一瞬を撮影するには並々ならぬ経験値であることは間違いないでしょう。

プロを目指すならひと月に千枚

ある写真家が言っていました。

「プロを目指すならひと月に最低でも千枚の写真撮影をし、少なくとも一年間に一万枚の写真を撮りましょう」

プロ野球選手なら一日に千回の素振りをしていることでしょう。プロのピアニストならば一日に何時間でも鍵盤に向かうことでしょう。プロの写真家になるのならばカメラ片手に写真の撮影にまい進する必要があろうことは明白です。

そこで、ただカメラまかせの撮影手法に寄りかるだけではなく、あえてカメラをマニュアル設定に切り替えて自分らしい表現方法を探しましょう。新しい表現方法の見つけ方の一つとしてシャッター速度を手動で設定してチャレンジしてみましょう。夜景撮影のシーンであえてのブレによる表現はとても肉眼では見ることのできない、写真だからこそ表現できる新しい世界が見れることでしょう。そして、その表現はその一瞬、その瞬間に、その場にいるあなたにしか切り取ることはできません。

まとめ

今回はシャッター速度についてお話を進めてみました。

詳しい話はもうすでに多くの方のブログやメーカーホームページで見ることができるのであえて、細かい解説は抜きにしてシャッター速度を変えることによって広がる写真の表現の幅について考えてみました。

実際にマニュアル設定での撮影を行ってみると最初はピントが合わずにシャッターが下りなかったり、自分らしい表現が分からなくなってしまったりと苦労もあると思います。ですが、それが経験値です、ド○クエならモンスターを蹴散らす行為に相当するものです。様々な状況下で撮影を繰り返すことは確実にあなたの写真表現の幅を広げます。

私自身もまだまだ勉強中の身であり偉そうに語れる身分ではありませんが、私が今現在、考える写真表現の目標の一つとしています。

一緒に切磋琢磨して一流の写真家を目指しましょう!

今日も最後までお読み頂きありがとうございました!

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